教務部長小川 雅之OGAWA MASAYUKI
診療放射線技師を目指す皆さんへ
ようこそ中央医療技術専門学校のホームページにお越しくださいました。
本校は、診療放射線技師を養成する単科の専門学校として60年を超える歴史を持ち、
7,500名を超える卒業生を輩出してきました。
ここでは、伝統と歴史を背景に、常に進化し続ける本校の現在についてご紹介します。
診療放射線技師は、肉体的精神的に傷ついた患者様に深い愛情を注ぎ、高い専門知識や
スキルを提供しなければなりません。本校の校訓「深い人類愛·強い探究心」は、患者様につくす優しさと、
物事を深く究明しようとする心を持った診療放射線技師に育って欲しいという願いが込められています。
この校訓のもと、本校ではカリキュラムにおいて、基礎分野の科目としてベテラン診療放射線技師担当の
医療人間学を配置し医療人に相応しい言動や思いやりの心を養えるように工夫しています。
また、時間割の外でも、学生の皆さんには、ぜひ学会へ参加して頂きたいと考えており、その機会も豊富に用意しています。
授業の品質向上のためには、平成14年度から学生の皆さんに先生方の授業を評価してもらう学生アンケートを実施し、
その結果を、先生方に還元して授業の改善に役立てて頂いているほか、
大学等の高等教育機関で行われているファカルティ・ディベロップメント(FD)も取り入れ、更なる改善を続けています。
キャリアサポートも豊富で、大学への編入学、放射線取扱主任者(原子力規制委員会認定の国家試験)受験、
学会への研究発表などの支援があります。
本校への入学は、診療放射線技師を目指すためのスタートラインに着いたに過ぎません。
その先には、年々難しくなっている国家試験が待っています。ぜひ、「診療放射線技師」というキャリアを見据え、
まずは国家試験に向けて、昼間部は3年間、夜間部は4年間掛けて勉学に励んでください。
経 歴
【学会活動】
- 日本薬学会正会員
- 日本化学会教育会員
- 日本診療放射線学教育学会一般会員
- 日本薬局学会正会員
【社会活動】
- 第59回診療放射線技師試験問題検討会
科目副責任者(放射化学) - 第60回診療放射線技師試験問題検討会
科目責任者(放射化学)
中央医療の先生
学生一人ひとりの学力レベルや苦手分野をつねに把握し、
補講などで理解・克服できるまで指導を徹底。
試験直前まで関連科目講義があり、試験をほぼ毎月行うなど、
国家試験取得のための徹底したサポート体制を整えています。
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横田 浩 YOKOTA HIROSHI
担当教科
【昼間部】
放射線治療機器工学
医療安全管理学Ⅰ【夜間部】
放射線治療技術学概論
医療安全管理学Ⅰ -
小川 雅之 OGAWA MASAYUKI
担当教科
【昼間部】
放射化学
放射化学演習
放射化学実験 -
中島 正弘 NAKAJIMA MASAHIRO
担当教科
【昼間部】
医療画像情報学
画像検査技術学
医療画像学概論
臨床画像学【夜間部】
X線写真学
医用画像情報学
画像工学 -
河合 繁 KAWAI SHIGERU
担当教科
【昼間部】
診療画像技術学Ⅱ
画像検査技術学
診療画像技術学実習Ⅰ
診療画像技術学実習Ⅱ【夜間部】
診療画像技術学Ⅱ
診療画像技術学実習Ⅱ -
寺西 幸光 TERANISHI YUKIMITSU
担当教科
【昼間部】
画像解剖学
医用放射線(検査学)【夜間部】
画像解剖学
診療画像技術学演習 -
田口 好晃 TAGUCHI YOSHIAKI
担当教科
【昼間部】
医療画像情報学演習
医療画像情報学概論
診療画像技術学実習Ⅱ【夜間部】
医用画像情報学演習
医用画像情報学概論
診療画像技術学実習Ⅱ -
弘中 剣 HIRONAKA KEN
担当教科
【昼間部】
情報処理概論
情報処理実習
医用放射線(CBT)【夜間部】
情報処理概論
情報処理実習 -
松尾 健一 MATSUO KENICHI
担当教科
【昼間部】
診療画像技術学Ⅰ
診療画像技術学実習Ⅱ【夜間部】
診療画像技術学Ⅰ
医用放射線(放技術)
診療画像技術学実習Ⅰ -
梅沢 修一 UMEZAWA SHUICHI
担当教科
【昼間部】
医用放射線(計測学)
放射線安全管理学実験【夜間部】
放射線治療技術学Ⅰ
放射線治療技術学Ⅱ
放射線計測学実験 -
黒川 聡 KURKAWA SATOSHI
担当教科
【昼間部】
医用放射線(放生物)
情報処理実習【夜間部】
医用放射線(放生物)
情報処理実習
診療画像技術学実習Ⅱ -
阿部 克弘 ABE KATSUHIRO
担当教科
【昼間部】
核医学検査技術学Ⅰ
放射線計測学実験
核医学検査技術学Ⅱ 関係法規
診療画像機器工学実験【夜間部】
関係法規 -
天野 友香 AMANO YUKA
担当教科
【昼間部】
診療画像技術学概論
医用放射線
(医学大要)
診療画像技術学実習Ⅰ【夜間部】
診療画像技術学概論
医用放射線
(医学大要) -
天沼 修人 AMANUMA SHUTO
担当教科
【昼間部】
放射線物理学演習
放射線治療技術学Ⅱ
医用放射線(放治療)【夜間部】
放射線治療技術学Ⅰ
放射線治療技術学Ⅱ
医用放射線(放治療)興梠 恭治 KOUROKI YASUHARU
担当教科
【昼間部】
診療画像機器工学実験
診療画像技術学実習Ⅰ横山 和利 YOKOYAMA KAZUTOSHI
担当教科
【昼間部】
放射線治療機器工学【夜間部】
放射線治療学概論-
Teacher message
担当
教科【昼間部】
放射線治療機器工学
医療安全管理学Ⅰ【夜間部】
放射線治療技術学概論
医療安全管理学Ⅰ横田 浩 YOKOTA HIROSHI
筑波大学附属病院技師長・日本診療放射線技師会理事などを歴任して定年退職した後、現在は母校である中央医療の校長として学内体制をより学生本位なものへと改革したり、教壇に立ち国家資格取得指導を行っています。診療放射線技師という仕事は、現代医療に必要不可欠なだけでなく、患者様に寄り添う尊さとやりがいとに満ちています。資格取得の面でも、業務内容自体も年々難しさを増していますが、これは技師の社会的な価値が高まっていることの裏付けでもあります。本校の最大の魅力であるクラスと担任の一貫性、歴史の深さや卒業生の多さ、そしてわたしが在籍していた当時から変わらない校訓「深い人類愛、強い探究心」を反映する校風は、末永くあなたたちを支えてくれるでしょう。まずは資格合格を目標に、その先の未来に向けて希望を持って取り組んで欲しいと思います。
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Teacher message
担当
教科【昼間部】
医療画像情報学
画像検査技術学
医療画像学概論
臨床画像学【夜間部】
X線写真学
医用画像情報学
画像工学中島 正弘 NAKAJIMA MASAHIRO
30年以上現場で実際に従事してきましたが、新しい放射線技師を養成するという今の職務には、新たなやりがいと責任を強く感じています。専門性のある難しい分野の学習ですので、生徒が出来るだけ分かりやすく会得しやすいよう、教え方に工夫を凝らしています。クラス制・担任制の中央医療は、教員と学生の距離が近いので、分からないことを質問しやすく、先生も生徒のことを気遣える環境にあると思います。歴史がある学校なので卒業生が多く、現場に出てからたくさんのOB・OGの先輩方に支えてもらえるので、他学校に比べてとても有利な点が多いです。
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Teacher message
担当
教科【昼間部】
診療画像技術学Ⅱ
画像検査技術学
診療画像技術学実習Ⅰ
診療画像技術学実習Ⅱ【夜間部】
診療画像技術学Ⅱ
診療画像技術学実習Ⅱ河合 繁 KAWAI SHIGERU
私は新入生に対して、放射線の検査と座学に関わる全般的な内容を教えています。学校教育は現場と違い、非常に難しいため、学生にわかりやすくイメージしやすい言葉で伝えるように意識しています。また、診療放射線技師は人と人との仕事です。扱うのは写真や画像になりますが、そこには当然患者様がいらっしゃいます。患者様とのコミュニケーションが中心なので、人を大切にする技師になってもらいたいと思います。診療放射線技師は卒業してからも日々の勉強が大切です。卒業後は専門性をもっと突き詰めるように日々勉強をすることになります。勉強した分だけ患者様、スタッフから信頼を得ることができて、それがやりがいになります。
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Teacher message
担当
教科【昼間部】
医療画像情報学演習
医療画像情報学概論
診療画像技術学実習Ⅱ【夜間部】
医用画像情報学演習
医用画像情報学概論
診療画像技術学実習Ⅱ田口 好晃 TAGUCHI YOSHIAKI
診療放射線技師は、大変なことも多いですが、勤務先によって最先端技術に触れられるなど、絶えず知的好奇心を刺激される仕事でもあります。私自身現在は博士課程でAIを使用した画像変換技術を研究しながら、診療放射線技術への応用を試みる研究者として、学生にも「学生研究」を提案・実践しています。本校の技師経験豊富な教員方から研究テーマを募り、約半期を通してグループ研究を行い希望者は学会にも同行させるなど、専門学校と大学の中間のような中央医療のこの学びの土壌は他にはない魅力だと自負しています。もちろん自分次第ですが、研究と国家資格取得という二足の草鞋を履きながら、濃密な3 年間を過ごすことができますよ。ご入学をお待ちしていますね。
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Teacher message
担当
教科【昼間部】
診療画像技術学Ⅰ
診療画像技術学実習Ⅱ【夜間部】
診療画像技術学Ⅰ
医用放射線(放技術)
診療画像技術学実習Ⅰ松尾 健一 MATSUO KENICHI
エックス線撮影の知識に関して座学と実習を教えています。特に一年生の最初の授業は皆医療の知識はないので、伝わりやすい言葉を選ぶようにしています。私は本校に入学する以前に大学を経て会社員として働いていました。しかし、社会人としての生活は大変でした。診療放射線技師になると、会社員とは違い、安定した収入とワークライフバランスが取れる仕事になりますので、学生の皆様にはぜひ頑張っていただけると嬉しいです。検査が多様化していますので入学してからの勉強は大変ですが、同僚からも医者からも信頼されますので、やりがいのある仕事だと思います。
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Teacher message
担当
教科【昼間部】
核医学検査技術学Ⅰ
放射線計測学実験
核医学検査技術学Ⅱ 関係法規
診療画像機器工学実験【夜間部】
関係法規阿部 克弘 ABE KATSUHIRO
大学で放射線医療を学び、診療放射線技師として救急医療や一類感染症の対応等も経験し、大学病院等で20年近く勤務してきました。病院実習生の指導を担当する機会も多く、放射線技師を目指す彼らについて学生時代から寄り添いたいという想いで本校に教員として着任しました。診療放射線技師は、経験を重ねれば重ねるほど奥が深く、自分の探究次第で多様かつ高度な専門性を持つことができる仕事です。学生時代の学びの深さは放射線技師としてのスキルの伸びに直結しますから、私も臨床現場での管理者の経験から関係法令の重要性を示すなど、具体的なケースを交えた講義を心掛けています。学生・教員一丸となり放射線技師を目指す体制の整った本校で存分に学び、臨床現場に出てからも、視野を広く持ち、色々な分野を経験して成長していってくれることを願っています。
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Teacher message
担当
教科【昼間部】
診療画像技術学概論
医用放射線(医学大要)
診療画像技術学実習Ⅰ【夜間部】
診療画像技術学概論
医用放射線(医学大要)天野 友香 AMANO YUKA
実際に病院にある機械と同じ機器を使用して、座学で学んだことを実践する場として実習も担当しています。講義だけでは実感することが難しいので、実習を体験することで不明点がより明確になります。生徒の表情が「理解できた」と明るくなるその瞬間に、いつもやりがいを感じます。 生徒に対しては常に、自主性が育まれるような指導を心がけています。国家試験合格が本校在学中の一番の目標ですので、高いモチペーションを維持して自ら学んで行く姿勢が身につくよう、 サポートに徹しています。 中央医療での勉強は自主性をもってコツコツと続けることが大切。ぜひその覚悟をもって入学してほしいと思います。